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2011.11.15
「江戸あられ 羽衣」 皆さんご存知でしょうか?
お醤油で味付けされた、極いや超うすいあられです。
天女の羽衣のごとく、その薄さから命名されたそうで、総称
して短冊型のうすいあられは羽衣と言うそうです。
一枚の大きさが、約2cm×3cm位で、厚さが2mm位だと
思います。場所により少し膨らんでいる所は気持ち厚いかも。
口の中へ入ると、少し濃いめのお醤油味が何ともいえず、食感
もお見事!です。これだけ薄くして作ったのに、しっかりした
味付け、その技術たるもの職人技です。
唯一欠点と言えば、非常に壊れやすいと言う事。30cm程の高さから
落とすと、3分の1は粉々になってしまう。まっ、そしたらお茶漬け
にでもすれば OK 。それだけ扱いには注意が必要です。
石臼でお餅を搗き、木枠に入れ固めます。木枠に入れたお餅は
羊羹の様な形になり、鉋で一枚一枚丁寧に薄く切って行きます。
短冊型に切った生地は、手作業で網の上に一枚づつ並べて乾燥
させます。もちろん室内で作業が行われます。
乾燥したら焼を入れ、味付けをして完成です。季節により乾燥させる
時間や焼き時間など、職人の勘と経験で手作りされる羽衣、皆さんも
是非試してみては如何でしょうか!!